腎臓結石の治療方法や症状、食事など原因を探る腎臓結石体験談。予防薬に痛みの緩和方法から、病院、手術食事療法など腎臓結石についてご紹介。 サイトマップ

腎臓結石体験記

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腎臓結石の原因

尿路結石は患者の50%以上が再発するため、再発予防が重要になる。原因がハッキリしている場合はその原因を取り除く治療をすればいいのですが、多くは実は原因が不明です。
そこで一般的に腎臓結石の原因がわからない場合にはどうすればいいでしょうか?


腎臓結石の原因としての食事療法

腎臓結石の原因としての食事療法

腎臓結石は患者の50%以上が再発するため、再発予防が重要になる。
原因がハッキリしている場合はその原因を取り除く治療をすれば良い。多くは原因不明で あり食事療法が重要になる。水分を十分に摂取し、動物性タンパク質の過剰摂取を控え、結石を予防するマグネシウムや食物繊維の多い野菜類、海草類を摂取することである。
結石は水分の補給がなく、尿が濃縮される夜間に出来やすい。夕食を早めにとり、食べ過ぎないように気をつけて、夕食後に水分を十分摂取することが大切である。

尿管結石の原因1・食事原因〜食塩の過剰摂取

食塩を多量に摂取すると、腎尿細管で再吸収されるナトリウム量が 低下し、同時に再吸収されるカルシウム量も低下し、尿中のカルシウム量が増加することになります。この状態が長く続くと、低カルシウム血症のために副甲状 腺ホルモンの分泌量が増え、骨からのカルシウム溶出も増加し、骨が弱くなりやすくなります。

尿管結石の原因2・食事原因〜動物性たんぱく質の過剰摂取

肉類をとれば、一時的に腎係球体の濾過量が増大し、そのために濾過されるカルシウム量が増加し、尿中のカルシウムが増加します。また、動物性たんぱく質を多くとれば、尿中の尿酸とシュウ酸の排出量も増加するので、結石の発生する危険性が高まります。

尿管結石の原因3・食事原因〜ビタミンCの過剰摂取

ビ タミンCは体内で代謝されてシュウ酸を作るので、結石成分のほとんどを占めるシュウ酸カルシウムの部品を作ることになってしまいます。また、食事で摂取し たカルシウムやシュウ酸の尿中への排出は、食後2〜3時間でピークに達します。腎臓の働きが正常な人では、就寝中の尿量は減少して濃縮された尿ができま す。

尿管結石の原因4・食事原因〜就寝直前の食事

夜遅く食事をとると、尿中へのカルシウムおよびシュウ酸の排出と濃縮される尿が生成される時間帯が重なり結石ができやすくなります。砂漠地帯に他所から移住した人には、約10倍の頻度で腎臓結石ができることが報告されています。

尿管結石の原因5・食事原因〜水分の摂取量の不足

心 臓が悪い人、緑内障の人、腎臓が悪い人などは、あまり水を飲みすぎると体に良くありませんが、一日の尿量が2リットル程度になるように水分をとるように努 めることも、結石再発の予防になります。ただし、紅茶にはシュウ酸が多く含まれていますから、シュウ酸カルシウムの尿路結石を再発しやすい人は避けた方が いいでしょう。また、ほうれん草にはシュウ酸が多量に含まれていますが、おひたしにすれば、水の中にあくとしてシュウ酸が出ていくので問題はありません。




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