尿路を確保

抗けいれん剤の使用は尿路を確保するために使用します。
尿管結石は突然襲う強烈な痛みが共通するが、痛みの場所はそれぞれ違い、腎臓結石では上部わき腹、膀胱結石では下腹部中央、尿道結石では外陰部が痛みの中心となります。
いずれも、尿路の狭いところに結石がひっかかった時の痛みなので、この尿路の狭い箇所を広げることが大事になります。
自然排泄を促進

大量の水を飲んだり、点滴によって尿量を増やすことが大事です。
(直径5ミリ以下の結石の場合)
尿道ステント
前立腺肥大症、狭窄、排尿筋外括約筋強調不全(DESD)による排尿障害に対し、金属製の管を尿道に留置して尿路を確保します。
尿管ステント
腎臓から膀胱までの尿路を確保するために用いる管です。蛇行した尿管の直線的維持やESWL(体外衝撃波結石破砕術)後の排石補助のためなどにも用いられます。様々な症例・患者さんに合わせた素材やサイズがあります。