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体外衝撃波結石粉砕術

体外衝撃波結石粉砕術

簡単に言うと、衝撃波を用いて石を砕き、小さくしておしっこと一緒に排出します。体外衝撃波結石粉砕術の中にも、下記の治療法があります。


体外衝撃波結石粉砕術の種類

1. PNL(経皮的腎砕石術)
2. TUL(経尿道的尿管砕石術)
3. ESWL(体外衝撃波結石破砕術)

PNL(経皮的腎砕石術

PNL(経皮的腎砕石術)について。
腎臓に直接細い管を通し,内視鏡と各種の砕石装置を用いて結石を摘出します。腎臓の大きな結石などで行われ,ESWL と組み合わせて治療することもあります。

TUL(経尿道的尿管砕石術)

TUL(経尿道的尿管砕石術)

TUL(経尿道的尿管砕石術)について。
尿管鏡という細い内視鏡を用いて結石を確認し,各種の砕石装置によって結石を摘出します。経尿道的に尿管鏡を尿管内に挿入するため、下半身麻酔が必要で、4 日間前後の入院が必要となります。

ESWL(体外衝撃波結石破砕術)

ESWL(体外衝撃波結石破砕術)

近年、体外衝撃波結石破砕術(ESWL)が開発され、結石の治療法が大きく変わり、ほとんど手術をすることがなくなりました。

専用のESWL装置を用いて体外から結石を破砕します。この衝撃波は本来は潜水艦攻撃の兵器として考案されたものですが、実用化に至らず医療機器に応用され成功したものです。

体外から水中、体内を通じて結石に焦点をあて衝撃波を連続的に打ち込み結石を破壊する方法です。

麻酔は基本的に行いません。

必要な場合は、鎮痛剤の静脈内投与のみ行います。1 回の治療は1時間程度ですが,破砕効果が不十分な場合には再治療が必要となります。

多くの結石はESWL単独で治療可能

多くの結石はこのESWL単独で治療可能ですが珊瑚状結石や大きな腎結石の場合はPNLを併用することがあります.また下部尿管結石ではTULを併用した方がよいこともあります。
比較的大きな結石を破砕したあとでは破砕片が尿管内につまり疝痛や発熱を来すことがありますので、前もって尿管内にカテーテルを留置します。
排石が確認されればこのカテーテルは後日抜去します。
しかし、手術療法が完全に無くなったわけではありません。大切なことは、結石の原因をよく調べ、治療法を選択することです。




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